会長の挨拶

日本公認会計士協会北海道会
会長 柴本 岳志

私たち公認会計士は、高い倫理観と専門的知見をもとに説明責任を究め、
世界の人々と共に社会に信頼を創り上げていくことで、
安心で活力に満ちた豊かな社会の創造に貢献するプロフェッショナルです。


 私たち日本公認会計士協会北海道会(以下、北海道会)は、日本公認会計士協会(以下、協会)にある16の地域会の一つとして北海道を拠点に活動しており、2025(令和7)年5月末現在、会員・準会員合わせて484名が所属しています。


 世の中にあふれる情報は玉石混交で、その情報の正しさを見極めることは容易ではありません。信頼ある情報の価値がますます高まる中、私たち公認会計士は、監査、財務、会計、税務、コンサルティング等における専門的知見や幅広い知識、高い倫理観を備えたプロフェッショナルとして、社会における説明責任を支えながら、自らも様々な役割での説明責任を果たすことで、長年にわたり社会に「信頼」を創り出してきました。


 協会のタグライン『信頼の力を未来へ』には、公認会計士に対する信頼を生かし、社会に新たな信頼を創ることでより良い未来に貢献するという、私たちの思いが込められています。


 北海道会ではこうした協会の目指す理念に基づき、会員・準会員に対する価値の提供とともに、協会や北海道会を取り巻くステークホルダーの皆さまの成長や発展に貢献してまいります。



【会員・準会員に対する価値の提供】
・ 信頼の創造のための資質・能力の開発・維持支援:継続的専門能力開発制度(CPD)に基づく研修活動
・ 会員・準会員同士の交流促進 など

【ステークホルダーの皆さまに対する価値の提供】
・ 会計リテラシー(会計に関する基礎的な素養)の普及・定着への取り組み
  ① 教材の制作やセミナーを通じて教員を支援し、学校の教育課程で会計に触れる機会を増やす
  ② 公認会計士が講師となって行う会計教育講座を提供する
・ 公認会計士制度の普及・啓発活動(公認会計士の業務内容や社会における役割の周知) など